条件分岐とは
条件分岐とは、条件によって次に行われる処理を変えることです。
日本語でいうと「もし〇〇なら」に該当します。
「もし晴れていたら散歩しよう、そうじゃなかったら家でテレビを見よう。」これが条件分岐です。「晴れていたら」という条件に当てはまったら「散歩をする」、それ以外であれば「家でテレビを見る」と条件によって次の行動が変わっています。
条件分岐をわかりやすくするために、フローチャートと呼ばれるものを使用します。
フローチャートとは、プログラムの処理の流れを図式化したもの
先ほどの「晴れたら」の例をフローチャートにしたものです。フローチャートにすると処理の流れを簡単に理解できます。簡単な処理の場合は不要だと思いますが、複雑な処理になる場合フローチャートは必要になってきます。
ブール型
ブール型は、「True」か「False」のみを扱う変数の型。
条件分岐で扱う上で知っておくべきこととしてブール型があります。ブール型は主に条件式に合っているか(True)、合っていないか(False)のどっちかを返します。
コード
# 変数宣言
num1 = 1
num2 = 1
num3 = 2
# 変数の値が同じかどうか確認
result1 = num1 == num2
result2 = num1 == num3
# 結果出力
print(result1)
print(result2)
実行結果
True
False
条件分岐ではこのブール型によって分岐が決まります。
「晴れであるか」が「yes」つまり「True」である場合は「散歩」、
「no」つまり「False」である場合は「家でテレビ」となります。
条件式を扱う際は比較演算子か論理演算子を使用します。比較演算子と論理演算子は次章で解説します。